①泥まみれの卒業研究（２５分）
東京から地方の大学に進学しかれこれ３年。自然に囲まれながら就職活動や卒業研究にと忙しい毎日を送っている女子学生の絵里子。大学では生物科に属し、様々な生物を扱っていますが、ここ最近は卒業研究で必要な生物が捕獲できず悩んでいます。そんなある日、就職活動の帰り道、休耕田の中に何やら生物がいることに気が付きます。必要な生物かもしれないと、自分がリクルートスーツ姿であることを忘れ、休耕田の中へと入っていきます。そして、生物の捕獲に励んでいるうちにスーツは泥だらけに・・・

②就活の合間に泥んこ遊び（３０分）
絵里子の目の前には休耕田が広がっています。ここは、この前、面接の帰りに卒業研究で使う生物を捕獲するためにリクルートスーツ姿で泥だらけになってしまった場所です。あの日の体験・・・泥だらけになった時の感覚が忘れられず、泥んこ遊びに目覚めてしまったのです。今、絵里子は大学入学時に姉からもらったお古のベージュのスーツを着ています。まさか、泥んこ遊びのために着る事になるとは思ってもいませんでした。姉に心の中で謝りながら、絵里子は田んぼの中に足を踏み入れるのでした。
 
③泥田で体力作り（３３分）
絵里子たち女子ソフトボール部４年生たちは、今日、毎年恒例のイベントをおこなうことになっていました。イベントでは、足腰や体幹を鍛えるために、ぬかるみの中で裸足で腕立てや腹筋、ランニング、ビーチバレーなどを実施するのです。絵里子は某不動産会社の最終面接を済ませた後に、イベントに参加することになっていました。しかし、一旦、自宅に戻って着替えてからでは間に合わないので、リクルートスーツ姿で参加することに決めます